シッティングバレーボールに樹理さん大苦戦
荒川区障がい者スポーツフェスティバル

2019年2月3日

立春の3日、荒川区の荒川総合スポーツセンターで、平成30年度荒川区障がい者スポーツフェスティバル(協力=モン・スポ等)が開かれ、神白高子、西川樹理の両理事、会員の仲眞美子さん、戸澤真衣子さんが参加しました。

今年で4回目。きく! みる! する! この日は障がい者スポーツと言われる様々なスポーツを学び、体験できる1日。アスリート用の義足を装着して歩行する人も。車いすバスケットボール、ブラインドサッカー、ポッチャ、ゴールボールなど障がい者も健常者も、大人も子供もチャレンジしました。

フェスタは、アスリートによるトークショーで始まりました。
1階のロビーは約70名の市民が詰めかけ、大盛況。西川理事のほかパラアスリート陸上競技の高田裕士・千明夫妻、シッティング(下肢障がい者)バレーボールの真野嘉久会長・高砂進選手、デフ(聴覚障がい者)バレーボールの大川裕二会長・加賀辰樹選手が紹介され、吉本興業の芸人タケトの司会進行で、2020年オリ・パラへ向けて、各競技についてそれぞれがお話しました。

聴覚の障がい者の競技での応援は手をたたかないで手を振るとか。メダルに鈴が入っていて音がするとか。視覚障がい者の競技は視力をゼロにして行うので、走り幅跳びなどではまっすぐ跳ぶ訓練が大変など。初めて聞く話に市民の皆さんも身を乗り出して聞き入っていました。西川理事は、サイン、アイコンタクトの重要さはデフバレーボールと同じだと話し、持参した金メダルを子どもたちの首に掛けて記念写真に収まっていました。

シッティングバレーボール教室は1階のサブ体育館。ここには神白理事も加わり、午前11時から午後1時まで3回に分けて行われました。小学生低学年から大人まで約70名が、真野会長の指導で初体験です。 障がい者も健常者もコートにお尻を付けるという同じ条件でプレーするというのがこの競技の特徴。決して楽ではありません。初めてプレーしたと言う西川理事は「お尻を付けて前後左右に動くのは無理。とにかく、しんどい」が第一印象。30分単位で3回に区切ったのが理解できたようです。

シッティングの選手が入ってのゲーム。いわゆるバレーボールコートの約3分の一のスペース(縦5b、横6b、ネットの高さ男子1b15、女子1b05)に本来6名のところ、10名近く入って、隙間がないほど。それでも低いところを動くボールがなかなか繋がらないのです。

ただ、選手たちの動作を見ると、パス、アタックの後は素早く両手を床に下ろして次のプレーを待つ。これが、健常者には簡単に出来ません。手を床につく習慣がないからです。大人が四苦八苦している間、年少者には、小さいネットを立て、ソフトバレーボールを使って楽しい時間を持ちました。

2020年ではシッティングのメーン会場は幕張メッセですが、練習会場はここ荒川総合スポーツセンター。「今、一生懸命がんばっています。応援宜しくお願いします」と高砂選手。大きな拍手が館内に響きました。

なお、シッテイングバレーボールの総括団体は一般社団法人日本パラバレーボール協会といいます。設立当初はシッテイングでしたが2014年、パラに。デフの向こうを張ったわけではないでしょうが、こちらの方がスマートだと思いませんか。

ちなみに同じ障がい者バレーボールのデフは、パラリンピックには入っていません。パラの翌年、独自にデフリンピックを開きます。次は21年、日本は2025年開催を目指しているそうです。

なにはともあれ樹理さん、お疲れさまでした。神白さん、仲さん、戸澤さん、ありがとうございました。インフルエンザで急きょ不参加となった井上謙VOJ(NPO法人日本バレーボール・オリンピアンの会)理事長、残念でした。

写真はいずれも荒川区役所スポーツ振興課提供。(文責・奥本浩平)
 
 
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