もっと多くに観て、聞いてほしかった
第12回女性スポーツ勉強会終わる

2018年11月10日   報告書はこちら→acrobat

 これまでの総まとめ-女性スポーツ発展のために-。第12回女性スポーツ勉強会は11月10日、東京・青山の東京ウイメンズプラザで、過去11回を総括して、新しい一歩を踏み出すことをテーマに開催しました。

 今回は勉強会に先立ち、午前9時半から映画を上映。『女を修理する男』本年度ノーベル平和賞を獲得したコンゴ人婦人科医デニ・ムクウェゲ先生の命がけの治療を追ったドキュメンタリー。一人の医者の勇気ある行動が世界を動かし、4万人以上の性暴力被害女性を治療したのです。難民映画祭パートナーズとして急きょ行動したこともあってPRも行き届かず、早朝とあって20名ほどが鑑賞しましたが、意義ある2時間半でした。

 開講のチャイムはいつもより30分早い12時半に鳴りました。吉田昌子モン・スポ代表の挨拶に続いて、総合コーディネーターの宮嶋泰子理事(テレビ朝日スポーツ・コメンテーター)がこれまでの勉強会を振り返りました。

 1時限目は『スポーツにおける女性の活躍と男女の健康支援』。内閣府の南順子さん(子ども子育て本部参事官)が、平成30年度男女共同参画白書をもとに女性アスリートの闘いを国もバックアップしていることをアピールしました。

 『スポーツ組織の中で積むキャリア』2時限はシンクロナイズドスイミング銅メダリストの小谷実可子さん。競技を通して得た経験をもとに日本オリンピック委員会(JOC)理事など内外を問わず幅広く活躍する様を説きました。

 午後の講義。3時限目はおなじみの高尾美穂医師で『女性の体について学ぼう』とこれまでを復習しました。

 4時限目の谷口裕代(のぶよ)さんのテーマは『女性スポーツ勉強会に参加して変ったこと、変えたこと』。新体操クラブの代表として子どもたちを指導。この勉強会で学んだことを現場で生かした取り組みについてデータをもとに発表しました。

 『スポーツと目』ユニークなテーマは5時限目の内藤貴雄さん。米国公認オプトメトリスト(検眼師)で特別視機能研究所所長。アスリートと目について、まさに目から鱗のお話満載でした。プログラムに掲載されたチェックリストは、いつでもどこでも役立つもの でした。

 シンポジウムは、「不滅のランナー人見絹枝」の著者、田中良子さん(元国際陸上競技連盟女性委員)、大鵬薬品株式会社の上村敦彦さん(コンシューマーヘルスケア本部企画担当部長、工学博士)が新たに加わり、『時代とともに変わる女性スポーツの環境』について宮嶋理事がファシリテートしました。

 終わりのチャイムは、特別協賛の日本水産株式会社の中島秀司さん(食品機能科学研究所所長)が『美と若さはEPAから』と自社製品を紹介して、午後5時前でした。 “内閣男女共同参画事業 平成30年度女性のチャレンジ賞特別部門賞受賞記念”と銘打ち、初めて公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)公認スポーツ指導員の資格更新のための義務研修会として行われた12回目。これまでの最長時間を記録しましたが、参加者が200名に及ばなかったこと、青山学院大学IVYホールでの情報交換会も見込みを大きく下回ったことは、いずれも反省点です。ちなみにJSPOの義務研修会参加者は21名でした。(文責・奥本浩平)

▽主催   NPO法人バレーボール・モントリオール会  
▽特別協賛 日本水産株式会社  
▽協賛   CBC株式会社、大鵬薬品株式会社、太陽化学株式会社  
▽協力   女性スポーツ勉強会を応援する総合型地域スポーツクラブ有志の会、一般社団法人全国スポーツクラブコミッション、一般社団法人東京都スポーツ推進委員協議会、一般社団法人女性アスリート健康支援委員会


◇勉強会報告書制作、販売◇
過去11回の女性スポーツ勉強会を総まとめした報告書を制作。1部1,000円(送料別)で販売。残りわずか。

                                      



 
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